2020年の小学校学習指導要領改訂で、必修となったプログラミング教育。といっても、教科が新設されたわけではないので、実感のない人も多いのでは?
大事なのはわかるし、身に付けさせたいけど…
どうしたらいいかよくわかりません。
そう悩む方は多いですよね。
学校としてもまだ始まったばかりで、教えるのには差があることも…
まずは簡単におもちゃを使ってお家で取り組んでみるのもおすすめですよ!
・身に付けさせたいけど、どうしたらいいかわからない
・何からはじめたらいいかわからない
・学校だけでは不安
そんな方におすすめのプログラミングを学べる知育玩具(おもちゃ)を紹介します。
また、プログラミングを学べるゲームやアプリもたくさんありますが、それはまた別記事で紹介しています!
迷ったらこれ!安価で楽しめる知育玩具
Amazonで「プログラミング おもちゃ」で検索すると3000件以上も出てきます。値段も1000円以下で買えるものから、数万円のものまで幅広いんです!
何が良いのか全くわかんないです…
迷ったらこれをおススメします!
※ゲームやアプリ系を探している方はこちら⇒
ビルドロイドはプラモデルのように組み立てて、動かして遊べるおもちゃです。
え?パソコン使わなくてもプログラミングの勉強になるの?
プログラミング的思考は、パソコンスキルではありません!
論理的思考力ともいわれるように、試行錯誤しながら思い描いた姿にしていくのが大事なんです。
ビルドロイドの良い点はこちら。
- 比較的安価(2000~3000円)
- 何度も作り変えて遊べる
- 電池がいらない
- 太陽光発電や水圧についても学べる
- デザインがかっこいい
小2男児の体験レビューはこちら⇒ ビルドロイドをレビュー!実際に使ってみた評価を公開!口コミは嘘だった?
さぁプログラミングを勉強しますよ!といっても子どもは乗りません。
プログラミング言語を打ち込むようなスキルは子どもたちには必要ないんです。
「こう動いてほしいから、ここをこうして…」
「うまくいかないのは、ここが原因かな?次はこっちを変えてみて…」
と、試行錯誤していくのが大事なんです。
ビルドロイドは要素が多くうまくいかないことも多いので楽しめますよ!
他にもおすすめの知育玩具を紹介していきますね!
小学校低学年におすすめの知育玩具(おもちゃ)
低学年(1~2年生)におすすめの知育玩具(おもちゃ)はこちら。
- PETS(ペッツ)
- embot(エムボット)
- KOOV®(クーブ)
PETS 日本生まれ木製の温かみのあるプログラミング学習ロボット
日本生まれのプログラミング学習ロボット。税込み22,000円。
パソコンやタブレットなどを使う必要はなく、このキットのみで動かすことができます。
木製で温かみもあるので、低学年や小さな子どもが触るものとしてぴったりです。
矢印の書かれたバーのようなものを差して動かします。
いろいろな遊び方もできそうですね。
イベントではこんなに大きなものも!
身体全体で体験できるなんて面白いですね。
embot ドコモが開発した手軽なプログラミング学習キット
embot(エムボット) は、ドコモが全体統括をし、infordioとタカラトミーと協力してつくったプログラミング学習キットです。基本キットは販売価格6,600円。
段ボールでできているキットを組み立てて、モーターを取り付ければ基本セットは完成。
その後はアプリを使って、動きをプログラムしていきます。アプリでのプログラミングは、ドリルのようになっていてレベルアップが可能。上達すればするほど難しい動きもできるようになります。
このキットがすごいのは、この後の広がり!
自分で好きなように作り変えてもいいし、拡張キットもいろいろな種類が販売されています。
作って終わりにならないので、プログラミング的思考を身に付けるにはぴったりですね。
KOOV® ソニーが開発したカラフルできれいなブロック
KOOV®はソニーが開発したロボットプログラミング学習キットです。メーカー希望小売価格は54,868円(税込)。
設計はとてもシンプルで、ブロックは7色7種類のみ。7種類を組み合わせて、さまざまな形を作っていきます。アプリを利用して、動きをプログラムすることもできます。
見た目もやりやすさも申し分無さそうだけど、お値段がネックになりますね…
長く使える、きれいに使えばメルカリなどでも高価で買い取ってもらえるというのはあるけど、高いですよね。。。
本当にどれもきれい!
作るのが楽しみになりますよね。7種類でここまで表現できるもんなんですね。
embotとレゴもそうなんですが、KOOVも学校や自治体で導入されているところもあるんです。
それだけお墨付きの教材ってことですよね。
小学校高学年におすすめの知育玩具(おもちゃ)
高学年になると、より高度なものを扱えるようになります。もちろん、ここまでに挙げた3つはいくらでも作り変えることが可能です。
もう少しやってみたい!という子や小学校高学年に向けて、おすすめの知育玩具はこちら。
- レゴ
- ビルドロイド
- コードマスター
ビルドロイド 迷ったらこれ!安くても楽しめるロボット
ビルドロイドは2,000~3,000円程度で購入できる手軽さながら、本格的なロボットを作ることができます。
アプリなどからプログラミングして動きを作ることはできませんが、ソーラーパネルや水圧ポンプを利用して動かすことができます。
シンプルにどうやったら動くのか、どこを変えたらどんな動きになるのか、試行錯誤しながら作っていけます。12種類に変形が可能なのも面白いです。
レビューはこちら⇒ ビルドロイドをレビュー!実際に使ってみた評価を公開!口コミは嘘だった?
レゴ®︎SPIKE 子どもたちに馴染みあるブロック
レゴ®︎は言わずと知れたレゴのプログラミングラインです。販売価格は62,700円(2021年2月8日楽天市場価格)。
組み立てやすさは抜群。ブロックの色形もバリエーション豊かなので、より精巧な作品を作ることができます。他のレゴブロックとも組み合わせることも可能です。
夢中になってできるってやっぱりすごく魅力的!
WeDoはSPIKEの低学年向けライン。
小学校1年生の子の作品とは思えない高度さ!
レゴと組み合わせることでこんなこともできるんですね。
コードマスター
NASAのVR(仮想現実)プログラマーが考案したボードゲームです。4,800円で買えます。(2021年2月8日Amazon価格)
パソコンなどは使わず、ボードゲームをしながら問題解決力や論理的思考力を養えます。
「ゴールさせるためにはどうするか?」という問題を、どう動いたらいいか考え、さらに一つひとつ動かしながらやることで自然と学べるようになっています。
キャラクターも人気のマインクラフトと似ていて興味をもちやすいですね。
コードマスターだけでなく、この会社の知育玩具はどれも夢中になっちゃう要素が満載です。
ゲームソフト以外のプレゼントを…と思っている方にもおすすめです。
知育玩具(おもちゃ)の選び方のポイント
プログラミングを学べる知育玩具は大きく2種類に分けられます。
簡単に言うと、パソコンを使うか使わないか。
・パソコンを使う→embotやKOOV、レゴのように作ったロボットをパソコンを使ってプログラミングして動かす。
・パソコンを使わない→ビルドロイドやPETS、コードマスターのように動かしたり組み立てたりすることでプログラミング的思考を養う。
どっちを選ぶかは、どんな風に知育玩具で遊んでほしいのかによって決まります。値段的にはパソコンを使うほうが高めの印象です。
ただ、パソコンを使うからいいわけではありません。
どちらでもプログラミング的思考は身に付けられます!
どんどんパソコン使わせなきゃと思ってたけど、そういうわけでもないんですね。
そうなんです!
パソコンを使うには、プログラミングスキルだけではだめです。
セキュリティやマナーの問題、タイピングなどのスキル、検索スキル…さまざまな力をつけなくちゃいけないので、やるならサポートが必要不可欠です。
逆に、早くからそういったことを身に付けていくのもありですよ。
参考⇒ 子供のインターネット使用にフィルタリングなど制限つける?大事なのは?
ネット購入以外で体験してみる
なかなか高価なプログラミングが学べる知育玩具。
特にKOOVやレゴは良いものだとわかっても高価なので不安ですよね。そういうときは、取り扱っているプログラミングスクールで体験してみるのがおすすめです。
レゴはリタリコワンダーで体験できます。オンラインでも講師が組み立てながら一緒にプログラミングする体験ができるので、手軽に合うかどうか見ることができます。
参照⇒ レゴ好き必見!レゴを使ってプログラミングが学べるスクール
また、レゴもKOOVもZ会プログラミング講座でも学べます。
月会費はかかりますが、キットは特別価格になっています。学ぶ内容が整理されていて、親向けのサポート支援もあり、発表する場が用意されているなど、長く学んでいくなら環境を整えられます。
KOOVは定価より約3万円、レゴは約1万円も安く買えるんです!
Z会の資料請求 をすると、KOOVとレゴのキットの様子もよくわかりますよ。
資料請求詳細はこちら⇒ Z会プログラミング講座 with LEGO(R) Education
(レゴで申し込んでも、KOOVの資料ももらえます!)
参照記事⇒ Z会プログラミング講座 KOOVとレゴの違いは?どっちを選べばいい?に答えます
まとめ
プログラミング=パソコン操作 ではありません。
プログラミング的思考を身に付けるには、手先を使って体験を通した試行錯誤が何より大事になってきます。
値段も高く、ぱっと手が出ないキットも多いのも事実です。それで諦めてしまうのはもったいないので、安価で試行錯誤が繰り返せるビルドロイドからやってみるのもおすすめです。
もっともっとやってみたい!となったら、他のキットやスクールも視野に入れて考えてみてください。
単にプログラミングスキルが身につくだけでなく、学び方や考え方が身につくので他の教科やスポーツにも活かせます。少しずつでも取り組んでいきましょう。
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